『いきさつ』

6月042010

見えない兄妹の糸?

投稿者:所長 18:19:10 カテゴリ:所長ブログ(New)

2010年6月11日(金)


久しぶりの子供ネタ。


松江商業の野球部に在籍する晃洋は、朝練が日々の日課。

家と学校が近いもので、7時30分前後に家を出て練習に向かう。


昨日の朝。

『父さん、今日は買弁にしたいのでローソンまで連れてって!そしてそのまま学校へ送ってくれん?』


まあ、いいか・・て事で、ローソン経由で学校へ。


送って家に帰ると、やおら電話。


また、なんぞ忘れモノだな!?


電話口で、小さな声で

『あの~車の中に・・携帯と・・・・財布・を・わすれた・・ような・・』


そのまま車庫まで戻り確認。


『携帯電話は家に忘れてるが、財布は無いぞ!』


え~・・よく見た?

(お前に言われたくないわい)


車の乗り降りで落とした可能性が高い。

校門の前で、降ろしたんだから校内を捜せ!

ローソンは、後で確認しといてやる・・と言って電話を切った。


暫くして、また電話。

『校門まで帰って、途中も捜したけど・・・ないワ!』


学校へ報告しておけ!としか、言いようがない。



出勤前にローソンへ。

事情を説明し、もし届けがあったら連絡して貰うようにお願いして帰った。



『まったく・・・警察にも届けないかんな~・・2度目だな』

あきれたが、仕方ない。



そのまま、夜まで仕事して・・・・

夕方、あかりが帰ってきた。



ここに奇跡が起きていました。


『今朝、通学の途中で商業の前で兄ちゃんの財布拾ったヨ!』


なに?!


聞いてみると、あかりは友達と自転車で商業の前を通り抜けようとした時に、一旦通りすぎてから


『・・・ん?今の財布・・兄ちゃんの・・かな?』

って急停車。


しかし、多くの商業生も通りすがりながら、その財布に目をやりながらも誰もが通り過ぎていたようで、


あかりは急停車したものの、暫し・・どうしよう?と悩んだらしい。


で、意を決して拾い上げ・・・今度は、中を見るかどうか躊躇。

そりゃ、結構の人目がある訳ですから。


恐る恐る、財布を開けると・・・・・

整形外科病院の診察券 『石本晃洋』と書いてあるのを確認。


思わず・・『オ~!!晃洋のだ!!』



あかりの通学路は、商業の正門前を通り、次に野球部のネット裏を通る。

そこで、兄ちゃんに渡そうと思ったらしく、そのまま財布を持って自転車に飛び乗った。


しかし、考えてみると

『中学校の女の子が、落ちてた財布を拾って、持って逃げた!』

と、周りの学生には見えたでしょうね?


兄ちゃんの財布だと確認した、妹は一目散にネット裏へ。

そこでのあかりの戸惑いが可笑しかった。


ある野球部員が見えた。

その人に、”兄ちゃんに渡して” と頼もうと思ったらしい。

しかし、『でもこの人が、自分のポケットにしまい込んで兄ちゃんの手元に届かなかったらマズイ!』

(なんて信用がないんだ!?)


兄妹が仲良しに見られるのもイヤだな~・・


とか、いろいろ思ったらしい。


結果、いいや、自分で持って帰ろ!

って事で、中学校の担任の先生に、下校まで預かって貰う事にしたようです。


あかりの担任の先生は、晃洋も中学時代に教わった先生です。

あかりにも『兄貴は野球、頑張ってるか?』とよく声を掛けて頂くようです。


この担任の先生、ご丁寧に松江商業高校に、わざわざ電話を入れて下さった。



それを晃洋は、伝言で聞く事になる

商業の先生から『石本、おまえ財布落としたろ?』


え・・・はい!


『拾った人がいる』


え!・・良かったア ありがとうございます。


『誰だと思う?』


え?・・・ひょっとして・・先生?


『いや!違う!  誰だと思う?』


こんな聞き方は、かなりプレッシャーになる

本人、混乱・・・・・



だ・だ・・誰?



『妹さん!!』



え? ・・・・・・???


晃洋は、この時当然ですが、まったく訳が解らず・・

え、どこで? なんで?・・・


ついでに、あいつ・・家の中で拾って、意地悪で学校まで持って行ったのか?

とか、頭の中で大迷走をしたらしい。



こんな事もあるんですね。

兄が落とした財布を、皆が素通りする通学途中、中学へ向かう妹が突然それが目に入り、急停車し、拾ってみたら・・・兄ちゃんの財布。


普通は、そのまま素通りしますよね。

いくらよく似た財布を兄ちゃんが持っていたとしても、そこに落ちていると考えるはずもなく・・・・



そういえば、晃洋が中学の時、

松江市営球場での試合中に、外野フライを追って野手同士で激突転倒して怪我をした事がある。


レフトの晃洋が、激突しながらも捕球して転倒。

しばらくして立ち上がったが、相手の子が動かない。

担架で病院へ・・・・

晃洋は、意識朦朧の中、最後まで踏ん張っていた。

試合後、急ぎ病院へ連れて行ったら、耳の後ろの骨が骨折していた。

激突後の試合中の記憶は、ほとんどないらしい。


この時、こんな事がありました。


この時、家で一人で遊んでいた、あかり。

『何か気になって・・・』と言って、

その激突のフォローの真っ最中に、電話を掛けて来ました。


私も対応の余裕がなく、後で電話するから・・と言ってそのままでした。

すぐに球場へ自転車ですっ飛んで来た。


【晃洋、骨折しながらも気迫のプレー】を所長ブログに投稿していました。

http://scs-gotsu.com/?p=255



兄妹の中で、何かの伝達機能が働くのか・・・



ありがたい事ですが、不思議な事でもあります。




2 件のコメントがあります。

  1. 懐かしき友 2010/06/05 18:16:24

    所長 様

    エッ?奇跡に近いね!
    こんな話を聞くと、世の中には人間ごときの力が及ばない”何か”があるぞと本当に思います。

    土曜日の午後6時過ぎ。会社に一人です。
    先ほどまで自衛隊第一普通化連隊(練馬)で、全国連盟の審判講習会でした。
    明日は終日「全国大学選抜選手権(早稲田大学記念館)」です。
    昨日、仕事を残して飲みに出かけたので、今から暫く仕事を片付け無ければなりません。
    ヤレヤレです。

  2. 所長 2010/06/05 21:22:37

    懐かしき友さん>

    理論で説明できない何か・・は、確かにありますよね。

    へ~ 仕事に審判に大変ですね。
    ほぼ毎晩のように、飲まねばならないし・・・まあ、だから元気に活動できるという面もありますね。

    仕事が終わったら、ゆっくりお休み下さい!
    そうもいかんか!?

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