『いきさつ』

6月202016

家業の新聞販売店の経営を引継ぎ丸9年!遂に廃業!

投稿者: 16:19:28 カテゴリ:所長ブログ(New)

2016年6月20日(月)

 

思いっきり久しぶりの、所長ブログ投稿です。

ですが・・・お別れの決断を報告する事になりました。

 

平成19年5月12日に母が急逝した後

急遽、家業の新聞販売店を長男の私が引継ぎ、丸9年。

 

松江での自分の事業を継続しながらの二足の草鞋でした。

松江市~江津市の距離は100㎞。

その距離を「知恵と信頼」で埋める努力はしましたが、

新聞離れがじわじわと進む社会環境の中、

今まで以上の活動力が必要な状況になってきました。

 

所長が自らが活動する事で、力強い運営ができるのが

個人経営の「新聞販売店」の強みです。

 

所長代理的な活動では対応し切れない状況になっています。

 

生活を掛けた力強い事業展開を期待するには

然るべき人に、経営権をまるごと譲渡すべきと判断しました。

 

然るべき人は、発行本社サイドで探して頂き

私は、口を挟まぬこととしました。

 

熟考の上、山陰中央新報江津販売所(石本販売店)は、

新所長に営業権を譲渡し、廃業する事といたしました。

 

昭和53年4月、父と母が家業として始めた「新聞販売店」です。

親子で通算48年の永きに渡り、地域の皆さまにお世話になりました事

深く深くお礼申し上げます。

 

ありがとうございました!

 

 

 

「二足の草鞋」でも、何とかやっていけるという根拠、

その裏には、ある人の存在がありました。

 

江津販売所を引き継いだ時、平中さんという所長代理がいました。

 

<写真右側が、在りし日の平中所長代理>

dsc00096.JPG

平成10年に父が逝去し、その後に入店頂き、

母をサポートして下さった人です。

母も信頼していました。

 

この平中さんという「所長代理」の存在があったからこその決断でした。

 

新聞販売店の経営を引き継いで、一年が経過した時でした。

この平中所長代理を、交通事故で失ったのです。

 

平成20年6月1日未明、車での配達業務中でした。

 

緩やかなカーブを曲がった後の直線で、

対向車線を越えてダードレールへ激突・・・即死でした。

 

 

「あ~・・終わった!」

 

母が亡くなった時は、息子としての悲しさに涙しました。

それでも、母がやり残した事をやり遂げてあげたいという

使命感もあり、頑張れました。

 

が・・この平中所長代理の事故死は、絶望感に苛まれました。

(勿論、平中さんのご家族の胸中の無念さとは比較にならないですが。)

 

その時の所長ブログ

└→2008年6月1日「無念!平中所長代理・・逝く」

 

そこから・・丸8年。

適正な「所長代理」を確保できないまま、8年。

早朝から深夜までの見守り活動、スポ少の育成支援、中学生の教育支援

地域のイベントの支援・後援、読者懸賞制度等・・・・

江津販売所に常駐できないからこそ、地域の皆さんと共感できる事への

取り組みを徹底的に行いました。

 

元々、父母の代からの固定読者の多さもあり、

その上での新たな取り組みは、読者増に大いに貢献しました。

 

しかし、大切にしてきた「固定読者」の実態は、高齢者です。

この9年間で、亡くなられた方、施設へ入院された方、子供さんの家へ移転された方・・

80人を超えます。

二度と復活して頂けない「優良固定読者」です。

 

そんな中、事業運営は継続するだけでも困難です。

まして、今から若い人を中心に読者層を広げるとなると・・・・

日々の活動に専業出来る人に委ねるべきだと判断した次第です。

 

7月1日から、山陰中央新報江津販売所(室北販売店)がスタートします。

現在、新所長は当店にて所長見習の修行中です。

 

人の育て方、甘やかし方、人を信頼するとは・・・・

考えさせられる事ばかりの9年間でした。

 

未来にしか時は進みません。

 

反省こそすれ後悔はしないように、自らに言い聞かせていますが・・・

失った○は、相当大きい!

 

 

笑えない! (~_~メ)

 

2 件のコメントがあります。

  1. K.M. 2016/06/29 16:13:02

    おお、
    長い間、ご苦労さん!!

  2. 所長 2016/06/29 16:59:57

    K.M さん

    久しぶりの投稿に、久しぶりのコメント
    ありがとうございました!
    詳細は、お会いした時にでも。

トラックバック URI | コメント RSS

コメント

«  |